


(東京,2009年12月21日) アフリカ外交団と外務省幹部,関係機関が集まり,2009年最後の東京アフリカンクラブ(TAC)会議を 外務省本部で行いました. 知原信良(ちはら のぶよし)中東アフリカ審議官が議長を務めたこの会議には,TICAD IV 共催者(UNDP,世界銀行)からの代表も参加しました.
冒頭の挨拶で,千原審議官は,TAC会議は在京のアフリカ各国大使と,とりわけTICAD IV 横浜アクションプラン履行にかかわる対話を続けるにあたって重要な会合であると改めて述べました. アフリカ外交団長のジャン=クリスチャン・オバム大使は,ADCがTAC会議に参加するのは,アフリカ・日本の相互利益のためのさらなるパートナーシップ強化に貢献するため,と返答しました. このため,今回の会議では,AU/NEPADの枠組と協同してのTICAD IV アクションプランの具体的な履行状況に焦点が当てられました. (外交団長の冒頭挨拶を詳しく読むには,こちらをクリックしてください.)
大きく3つの議題が話し合われました.
a) 在アフリカ日本大使の年次会議の大要説明
b) TICAD IV フォローアップの進捗状況
c) 日本のODAとCOP15をめぐる状況
第一の議題では,ADCの大使らは 鳩山政権の政策に沿った岡田外相の政策保障について説明を受けました. 特に,2008年5月に横浜で開かれた第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)において日本政府が行った誓約は ここで改めて約束されました.
また,日本がアフリカを希望とチャンスの大陸と考え,日本政府が引き続き日本の民間セクターと緊密に連携して「積極的に企業活動を支援する」ことも確認されました. この関連で,政府機関(JICA, JETRO, NEXI等)の施策を 最大限に貿易・投資振興に活用することが提案されました.
TICAD IV フォローアップに関しては,ウェブ上での年次進捗報告の準備状況,第2回目のアフリカ貿易投資振興合同ミッション派遣について 大使らに報告がなされました. 合同ミッションは,初回の派遣でカバーできなかった国を優先する形で,2010年後半にアフリカの3つの地域に派遣される見通しとのことです.
最後に,ODAをめぐる状況について,対アフリカODAは今後も優先事項であり,概ねの予算状況はあるものの,ODAの重要性が影響を受けることはないとの保証がなされました. アフリカと日本の関係を,ODAや人道支援主体から 双方が真の利益をあげられる戦略的パートナーシップへと徐々に変えてゆくことがTICAD IVプロセスの目標である,という点も再確認されました.















